施工実績WORKS
PROJECT01.
新しく誕生する400区画以上の街で、生活の中で一番大切とも言える水を安心・安全に供給できるように、地中に埋める水道管の設計から施工までの工事を一手に行いました。
今回の工事は人間でいうならば心臓と血管を作るようなものです。街全体に安定して水を供給するために心臓の役割を果たす加圧ポンプ場を建設すると共に、400戸以上の家庭へ水を届けるための水道管を地中に張り巡らせます。災害やその他非常時には、断水やその他の給水への影響をできるだけ少なくなるように、また速やかに復旧できるように配慮されていることや、必要量の水を規定の水圧で連続して供給することができるようになど、水道建設には細かく定められた規定をクリアする必要があります。人々の生活において、それほど水は重要な役割を担っているのです。
家が建てられるような状態ではなかった土地が、どんどんと工事が進むにつれて綺麗に造成が進んでいき、最終的に街のカタチになった時の達成感は言葉になりません。
PROJECT02.
土の中に埋められたガス管は一般的に、年数の経過や土壌環境などに伴いに腐食が発生し、その埋設環境にもより差がありますが取り替えが必要です。腐食したガス管は強い地震の影響などで継手部分(ねじ継手)が緩んだり、その他の腐食した部分が折れたりして、ガスの漏えいによる火災や爆発の危険が生じる恐れがあります。今回は伊勢志摩サミットの開催される三重県の伊勢市にて、道路下に埋設されていたガス管の取替え工事を行いました。
既に埋設されているガス導管を、より安全なガス導管へリフレッシュする工事です。
長さや太さなど、その現場に合わせたガス管を用意するために埋設される管は現地で溶接されます。重機が活躍する見た目の豪快さとは裏腹に、新しいガス管を慎重に地中へ下ろし、滑車のついた手動のリフトでミリ単位に高さを調節しながら繋ぐ繊細な作業です。道路の掘る深さなど、細かく定められた数値に沿って、安全かつ円滑に作業が進行できるよう周囲に気を配りながら進めていきます。道行く人の何気ないねぎらいの言葉が、より一層仕事への意欲をかきたてます!
PROJECT03.
地震に対する危機感が日増しに高まっており、いつ起こってもおかしくない東海地震の脅威がわれわれの前に大きく立ちはだかっています。大地震の際のライフラインの被害は、復旧するまでの長い間、住民に不自由な生活を強いてその損害は計り知れないものになります。このような状況をうけ、耐震性能強化は早急に解決すべき課題として注目されています。「災害に強い町づくり」を目指し、将来への備えを進めています。
PROJECT04.
三重県北勢地区に水道を供給するための大動脈といえる、長良川導水管。昭和47年に敷設され、48年を経過した今も、毎分400㎥もの水が流れています。老朽化に対応するための工事も、運用中の水道を止めることができないため、特殊な不断水工法による工事を行いました。すぐ横には東名阪自動車道が通っており、地下の水道からも、地上の道路からも一瞬たりとも目が離せない難しい現場ですが、生き生きと励んでいます!
PROJECT05.
老朽化によって、ひび割れや剥がれ、凹凸の発生した道路は交通事故の危険性や騒音など様々な問題が発生します。今回は四日市市内の4車線の県道を120mにわたってリフレッシュする工事を行いました。
交通量の多い道路や雨が降りやすい地域など、その土地の条件に合わせて舗装することが求められています。また安全に工事を完了するために、できるだけ交通の阻害とならないよう、時間帯や交通規制の形態に気を配ったり、工事をしている近隣店舗への入り口の配慮をするなど、誰もが気持ちよく完了を迎えられるように頑張っています。