安全衛生

安全風土作りとは
“安全を限りなく追及する”ためには社員ひとりひとりの熱い思い、そして探究心が必要不可欠。さらにはこれらを組織に風土として根付かせなければならないという発想から、社内に『安全風土作り委員会』を立ち上げて活動を続けています。
安全風土作り(理念)
“安全を限りなく追求する”組織風土作りはトップ及び職長の確固たる決意のもと、自らの信念を波及させる努力を惜しまず、組織全員の安全意識の高揚に日々尽力しなければならない。また、この組織に所属する者は、例外なく、自ら日々安全意識の高揚に一路邁進し“安全を限りなく追及する”組織風土作りに励まなければならない。
安全管理の
体制について
安全管理部会の運営
弊社では、「安全管理部会」を運営し、平素より労働災害の撲滅に向け、安全衛生活動に鋭意取り組んでおります。
成り立ちといたしましては、2009年12月に当社工事部を中心として発足した「安全風土作り委員会」から始まり、2021年6月「安全パトロール委員会」の発足に合わせ、「安全管理部会」として組織立て、安全活動をより一層積極的に行う体制を整えました。

安全風土作り委員会の活動
安全大会・全社安全の日
安全を限りなく追及する”組織風土作りのため、毎年2回、安全について考え直す機会を設けています。
春は「安全大会」、秋は「全社安全の日」として、社員の安全意識向上に努めています。例えば、外部講師を招き、ハラスメントや飲酒運転防止講習を行い、普段の行動から見直すことで職場環境の改善を促し労働災害の防止に繋げています。
講習内容の例 この他にも多数の講習・講演会を実施しております。
-
ダクタイル
鋳鉄管接合実習 災害対応
防災危機管理研修 振動工具取扱作業者
安全衛生教育 ハラスメント防止
研修 交通事故防止
対策研修 重機作業
安全教育
安全表彰制度
毎年、安全大会の日に「安全標語」「安全現場」について表彰を行っています。「安全標語」は、社員及び協力会社から募集し社員の投票によって選ばれます。「安全現場」は、現場パトロールの評価表を基に元請工事・下請工事から各1工事が選ばれます。

美化活動
毎年、三重県が推進する「河川・海岸美化ボランティア活動」を行っています。ゴミや落ち葉を掃除しておくことで地域全体の環境を清潔に保つことはもちろん、防災・減災対策にもつながっていくと考えています。

安全パトロール委員会の活動
現場パトロール
各現場のパトロールを月に1回実施しています。熟練者と若手で巡回しており、若手教育の一環となっています。現場での客観的な観察を通じて気付かされる点や、異なる現場の先からの学びが、若手社員のスキル向上に役立っています。

女性目線パトロール
現場の衛生面や、通行人の方々に対する態度などを重視してパトロールを行っています。現場状況の確認は勿論ですが、何よりも実際に現場に「行く」「来る」ということが、相互理解を深める機会になっていると考えております。

報告会
各現場の指摘事項内容の報告や、是正状況、また、過去の事故事例を振り返り、重大度でレベル分けするなどの分析を行い、再発防止に向けて、効果的な重点目標の設定などを話し合っています。

熱中症対策について
熱中症に対する取組み
熱中症対策の取り組みは、大きく3つに分類されます。
まず、熱中症に関する知識を深め、再確認してもらうための教育機会を設けています。次に、必要な物品を支給し、適切な体調管理を促します。そして最後に、現場の環境整備を行い、熱中症を防ぐための環境づくりを進めています。

教育
社員教育の実施。新入社員教育の時に熱中症に関する教育も行います。毎年5月、暑くなり始める前に、全社員に向け教育を行っています。

現場の空調管理
お手洗いや、休憩など、炎天下にさらされることのないよう、現場事務所や現場にはテントや屋根を用意し、避暑空間を設けています。

空調服の支給
作業中に熱中症にならないよう、現場の作業員に全員支給し、劣化したバッテリーの交換や空調服の買い替えなども毎年更新しています。

ドリンクの支給
お茶やジュース、OS-1など、いろいろな種類のドリンクを支給し、冷えた飲み物を現場に常備しています。

その他物品支給
その他にも、塩タブレットや冷間グッズ、ヘルメットに装着するサンバイザーなどを用意し、常時現場に常備しています。

現場環境の整備
熱中症対策ウォッチ/WBGT測定器(設置型)/WBGT測定器(携行型)等。